若者がゆく、北のユースホステル旅

かつての勢いが衰えたユースホステル(と時々ゲストハウスととほ宿)、そしてランドナーを愛してやまない若者による北海道中心の旅行記と観光紹介。宿への愛が強すぎて、つい評価が甘めになるのはご愛嬌。

宿紹介: 安曇野パストラルユースホステル

今回紹介するのはこちら、長野県の安曇野にある、安曇野パストラルユースホステル です。

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写真、わかりにくくてすみません笑

こちらは1976年開業の、非常に歴史のあるYHです。確か場所は一度移転したはずですが、今は田んぼが広がるなかちょこんと佇む、こぢんまりとした宿です。

 

古い宿ですがリフォームは随時されているのか非常に清潔です。写真はありませんが、時々あるやる気のない古いユースとは一線を画しています。

 

そしてこちらも食事のレベルは非常に高いです。

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しかも海外のビールが格安で頂けます嬉しい。また料理についてくる食前酒も美味。

 

さて、こちらの宿のメインは夜のバータイム。

なんと食堂とは別でバールームがあり、こちらで海外のビールを頂くことができます。フルーティーベルギービールを中心に、シメイのような修道院ビール、フルーツビールなど、なかなか手に入らないビール約10種類の中から選ぶことができます。しかも価格は瓶一本400円(間違ってたらすみません)と、非常に良心的。ほぼ利益もないのではというレベルです。

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そして周りを見渡すと、空き瓶、空き缶の山。山。山。ペアレントのビールへの並々ならぬ愛情が伝わってきます。

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またこの部屋では超高級オーディオ(ウン百万円とかなんとか…)からクラシック音楽が流れており、旅人同士の交流を楽しみながら、優雅なひと時を過ごすことができます。

それにしてもビールと音楽が好きな人間としては、こんな部屋は本当に憧れますね。羨ましい限り。

 

最後にペアレントさんについてですが、少し気難しいというか、日本のハイレベルな接客に慣れた我々には少し素っ気なく感じてしまうことがあるかもしれません。ですがホステラーが私一人だった際にはバールームで長々と話に付き合ってくださったりと、最初の印象だけで駄目だと切り捨てないでほしいなぁと思う次第です。

 

 

オススメ度

★★★★☆

結論 : とにかくビールが最高。あとはもう少し接客がよければ…。惜しい!

そしてアクセスはなかなか難しいですが、大王わさび農場、ちひろ美術館など魅力的な観光地もいっぱいです。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。