若者がゆく、北のユースホステル旅

かつての勢いが衰えたユースホステル(と時々ゲストハウスととほ宿)、そしてランドナーを愛してやまない若者による北海道中心の旅行記と観光紹介。宿への愛が強すぎて、つい評価が甘めになるのはご愛嬌。

宿紹介: 網走流氷の丘ユースホステル

初の宿紹介、やります。

第一弾はこちら、網走にある網走流氷の丘ユースホステル です。外観がとってもオシャレです。

(写真はユースホステル HPより)

f:id:HaseYH:20200305195414j:image

なぜここを選んだかというと、最近行ったから。それと過去に3回ほど行っており、思い入れもあるということで、記念すべき第一回を飾ることとなひました(初っ端から変な(褒めてる)宿はちょっとなぁ、というのもあります笑)

 

さて、まず立地ですが、中心地から少し北にはずれた高台にあり、非常に景色の良いロケーション。宿のすぐ前から朝日を眺めるとこんな感じ。晴れていれば知床連山まで見渡すことができます。

また宿の名前の通り、タイミング次第では流氷を眺めることも可能です。

f:id:HaseYH:20200305195906j:image

ただし最寄りの網走駅からは3km弱あるので、JRを利用される方は送迎(無料)をお願いすると良いでしょう。

 

続いて施設についてですが、ここがオープンしたのが確か1990年代。ユースとしてはそこまで古くありませんが、少し設備には古さが見られます。清掃はしっかりなされており、部屋や食堂は十分なクオリティですが、水回りは頂けません。特にトイレは、ウォシュレットでないのはまだしも、冬に便座カバーも何もなく、座ると強烈な冷たさに襲われるのはなんとかならないものか…。

あとお風呂の水流が弱いのは惜しいところ。水回りをリフォームできれば一気に今時のユースに早変わりするポテンシャルがあるだけに、少し残念です。

ただし布団がふかふかなのは高ポイント。敷布団も程よい柔らかさ。快眠できました。

 

さて、ここでここのユースで一押ししたいポイント!やはり!食事!ですね。

基本料金だと所謂美味しい家庭料理にカニ🦀が数本ついてきます。かなり手の込んだ料理にご飯もカニご飯と、これでも十分なレベル。むしろ大満足(ビールにサッポロクラシックがなくてアサヒなところだけは大いに不満ですが笑)

これにプラスしてカレーも食べ放題とサービス精神たっぷり。おなかを空かしたチャリダーや徒歩ダー(※自転車や徒歩で旅をする人のこと)なんかには嬉しいことでしょう。

f:id:HaseYH:20200305201107j:image

さて、先程「基本料金だと」と言いました。そうです。ここでは追加料金を出した時に本領を発揮するのです…!

 

そう、なんと毛ガニが100g 315円で食べられます。

そう、315円。大事なことなので二度言いました。ちなみにそこらで買うと大体1,000円くらいすることもしばしば。

 

ただしサイズは出たとこ勝負で、大体300g〜500gでの1,000〜1,500円くらいが多いそう。

しかし私が行った時はなんと500g超え。これを一人で食べるのかと半ば呆然としたレベルです笑

できれば2人以上で頼むことをお勧めします。

f:id:HaseYH:20200305213141j:image
f:id:HaseYH:20200305213144j:image

しかも冷凍のカニだとあるような水っぽさも一切なし。しっかり美味しさと身の詰まった毛ガニを堪能することができます。もちろん蟹ミソもぎっちり。

贅沢だ……。(ちなみにこの日の晩、蟹の食べ過ぎで胸焼けを起こしました)

 

ただしこの特別食、公式ホームページには情報が載っていない模様。ユースのホームページにはひっそりと掲載されていますが、あまり宣伝していないあたりあまり広めてほしくないのかなぁとも思います。ペアレントさん、すみません笑

まぁほぼ原価で利益なんかないでしょうしね…。

 

そして食事が済んだあと、20時からはペアレントによる観光案内、もとい雑談会?が開催されます。お菓子とコーヒーも出ます。時には手作りのケーキなども出ますこれは嬉しい☺️

オススメの観光地なども教えてもらえますし、何より旅人同士の交流も深まります。こういう交流があるのはやはりユースホステル のような旅人宿の良さですね。

 

そして最後にここのペアレントさんについてですが、本当に人柄が良く、とても親切です。これもリピートする理由の一つ。出すぎることなくいつも温かく迎えて下さり、着くとホッとする、安心感がある、そんな宿です。

 

 

オススメ度

★★★★☆

水回りの改修かサッポロクラシックの設置で5つになりえます笑

 

宿のホームページ

http://smartworks.jp/abashiriyh/